Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

2500万年ぶりくらいの雨?

2021年12月から2022年6月まで、乾季であるはずのその時期に雨が六ヶ月以上降り続いたことはニュースによれば『5000年に一度の気象』と報道された。マンションに住んでいる人や一軒家でも特に庭などが広くないところの人はいいのかもしれないけど、舗装されておらず面積は東京ドームくらいある土地に住んでいる私は毎日何時間も補修作業に追われ、本当に砂漠へ引っ越しを考えていた。

5000年に1度の長雨…

ようやくその災害が去り太陽が戻ってきて何ヶ月かの幸せを取り戻したのも長く続かず、2022年12月16日から始まった雨は確かに決して大雨ではないものの毎日休みなく振り続け、振り始めから100日を突破した。

雨が降り続けて約100日!


その後も基本的に雨は止ることはなく、この記事を下書きしている7月16日の時点で振り始めから七ヶ月間雨ということになり、200日以上続いていることになる。今までだったらもう自宅敷地は泥濘と化しアクセス不能となっている頃だが、去年の度重なる補強作業が効いておりドライブウェイ2を通行止めにしドライブウェイ1に整備を集中することでギリギリ持ち堪えている。

昨年の長雨が5000年に一度の大雨ということだったから、今年はそれを超えており、5000年に1度の確率が2年連続して起きる確率っていうと2500万年に1度くらい?この2年間、オーストラリア北東部は人類の歴史上誰も経験したことがないような雨に見舞われているといえる。そんな時に広大な田舎暮らしをしているっていうのも不運な氷河期世代の運命なのか。

学生余りまくりで受験戦争、バブル崩壊、学生余りまくりの上で不況につき就職氷河期、失われた10年、サーズ、東日本大震災、リーマンショック、失われた20年、新型コロナ、ガソリン高騰、ウクライナ戦争、失われた30年、2500万年ぶりくらいの雨?氷河期世代はきっと死ぬ1週間前まで頑張り続けなければならない。

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