数えてみたら、日本でお花見をするのは12年ぶり。仕事の都合でいつも一時帰国は寒い暗い真冬という年が続いていた。春先の日本の情景は都内でもそれなりに美しかった。
満開にぴったりあうはずの日程だったのだけど連日の好天で例年よりも数日早く満開になり、しかもその後は雨が続いてすでに半分は散ってしまっていたのは残念。
「一眼レフで桜を撮っていると中国人に見えるよ」と横から妹に言われる。まあ私も外国人のような物だ。
都内でこれなら、田舎はこの時期さぞ美しいことだろう。大好きだった木曽三川のあたりに行きたかった。
東京の人は夜行性動物である。
雨なのでビニールシートを被って、その下で宴会をしている一団。何も見えないだろうに。
撮影は母や妹。こんな機会ももう一生であと一回あるかどうかだろう。