Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

雨水タンクの増設

雨水タンクマランダの自宅は上水道も下水道も達していないところにあるので、すべて敷地内にて自前でまかなうことになる。標高750mの山間部、雲霧林マランダの雨水といえば原理的には極めてピュアな水であり、念の為キッチンの蛇口からの水はさらにろ過しているが洗濯機やトイレシャワーなどは雨水がほぼそのまま使われている。越してきた時からあったコンクリート製の二つの雨水タンクを合計すると推定で二万数千リットルになり、定期的に雨が降るマランダであれば普通に生活していれば尽きることはない…はずだった。

ところが3月の大洪水を最後にその後アサートン高原南部は6ヶ月間で20ミリ程度しか降らないという、ここはゴビ砂漠か何かか?という異常気象に半年も見舞われついに溜めてあった雨水がなくなる=水が出なくなった。それに対しては敷地の境界線を流れる川からポンプで水を組み上げてろ過しながら使うという対応ができるのでウチはラッキーなのだけど、水質としては雨水にかなわない上にポンプの電気代もかかる。

今後また半年で20ミリしか雨が降らないような事態になっても水が尽きないように追加で導入したのが写真の雨水タンクだ。雨季の間にこれら新旧3つのタンクを満水にし、長い乾季を乗り切れる。多分。

水を自給しているというのはなかなか楽しい。次は電気だ。

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