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衛星高速インターネット、スターリンクを導入(後編)

衛星高速インターネット、スターリンクを導入衛星高速インターネット、スターリンクは初代、第二世代、第3世代まではAC電源で動いていたけど、DCやUSB(PD65w以上)でも動作するスターリンクミニの登場で一気に車載が容易になったしPD65w以上で動作するなら大型のモバイルバッテリーでさえ動作することになる。ただし室内では受信できないのであの四角いアンテナ兼ルーターをなんらかの方法で車外に設置しないといけない。

ただし衛星からの信号はガラスは通り抜けるということでサンルーフなどあれば内側から吸盤取り付けられるほか、ダッシュボードなどに設置する人もいる(道路交通法違反が濃厚)。ルーフラックに取り付けるための部品をネットで注文したのだけど明後日の方向に発送されてしまい2週間待っても届かないので、待っているあいだ半分以上ギャグでトランクの窓ガラスに立てかけてみた。

この白い板のようなものがスターリンクミニ。障害物のない屋外でほぼ水平姿勢が基本となるスターリンクにおいて「お前ふざけているのか?」というような車内垂直設置。これでつながったらウケるな、とかいっていたら

数分悩んでいたものの、まさかのインターネット接続完成。しかも65Mbpsというのは、私が自宅で契約している国内最大手テルストラのサテライトNBNの2.5倍くらいの高速であり笑うしかない。半国営のダントツ最大手テルストラさえスターリンクのサービスには手も足も出ない以上、その他の民間企業が勝負になるわけがない。このままならオーストラリアの全てのインターネットプロバイダーは消滅しスターリンクだけになる。

ただし、という話をつけておくけどこの「窓の内側に立てかけただけ」作戦はマランダからトルガへ向かう時はこうして機能していたけど、アサートンからマランダに向かう20分ほどの間は全く接続できず。つまり方角だとか時間帯によって繋がらなくなる。

そうこうしているうちにスターリンクミニをルーフラック(うちのはRhino Pioneer Plathome series5)に取り付けるためのブラケットが迷行の末に到着した。

スターリンク純正のものはルーフラックと一点で固定するだけのデザインであり時速100kmで走ったら風圧で吹っ飛んでいきそうだったので三点どめのこのスタイルを選んだ。また特殊な工具がないとスターリンクミニを取り外して持ち去ることができないようになっている。

電源はランクル200のトランクにあるシガーソケットからUSB(PD100w)で供給。トランク部のシガーソケットはエンジンがかかっていない時でも給電され、冷蔵庫などを動かし続けられるようになっている。ランクル200は工場出荷時から大型バッテリーを2台並列でつなぐ仕組みであり、25w程度の物体が一晩稼働していたとしても大したことはないが、寝る前に電源を切ればなお完璧。僻地での野鳥調査とかなら携帯型ソーラーパネルを繋いでいるだろうし。

ルーフラックに設置して最初の接続テストの数値がこれだ。243Mbps!!私が自宅で契約している国内ダントツ最大手テルストラの看板であるサテライトNBNプランの10倍以上の速度のインターネットがUSB給電で動いている。

このままならオーストラリアの既存のインターネットプロバイダーはどんどん消滅してスターリンクだけになる。全く勝負になっていない。このリンクから申し込みを完了すると1ヶ月目の代金が無料になるそうです(私も)。

スターリンクミニはPD65W以上(推奨100W)で動くので大きめのモバイルバッテリーでも駆動する。ただそこには相性などがあり、シガーソケットがついている手持ちの大型モバイルバッテリー(ARB Jumpstarter Pro)にPD100W出力ができるシガーソケット型充電器を差し込んで使おうとしたところ理論上は動くはずなのに動作せず。結局追加でAnkerの大型モバイルバッテリーを買うことになった。これで動作する。想像の半分くらいの小ささで、バッテリーの進化には驚かされる。これと1m程度のケーブルと一緒に持っていけば、車から大きく離れて山に入るような時の保険になる。私はツアーガイドなので尚更。

スターリンクミニをモバイルバッテリー(Anker Premier)で動かした際の稼働可能時間は約3時間、と最新のモバイルバッテリーは全部教えてくれる。

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