サイトアイコン 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

皮膚ガン健診を受け、問題が見つかる

オーストラリア北部でガンとえいば皮膚ガンであり、世界一の発症率を昔から誇っている。統計では生涯を通じて国民の7割が皮膚がんになるということで、そんな破滅的な太陽光線の中を夜明けから日没まで毎日屋外にいる野鳥ガイドとしては皮膚ガンはすぐ身近に迫っているという実感がある。常に帽子を被り、SPF50の日焼け止めを一日2回以上塗っていても「フィリピン人?」「カンボジア人?」と聞かれるくらいには真っ黒に焼けている。


幸いケアンズにはそうした皮膚ガンを専門にしている皮膚科があり専門医にいきなり診てもらえるので行ってきた。なんかもっと人間スキャナーみたいなので調べるのかと思っていたら、虫眼鏡を使っての全身目視。ホクロやシミを見つけると拡大写真を撮って問題なさそうなら次へ進んでいく。「アジア人は基本的に皮膚ガンにならないから大丈夫だと思うよ」と言っていた先生の顔が曇ったのは私の頭部側面、耳の上あたり、つまり髪の毛で覆われている頭皮にシミを見つけた時だ。「これは悪性腫瘍になるかもしれない。来週除去しよう」と言われてやっぱり一定度はショックだった。髪の毛で覆われているところまでは流石に日焼け止めを塗るわけがない。

皮膚ガンが珍しいアジア人で、常に日焼け止めと帽子で守り、さらに髪の毛でもカバーされているところが皮膚ガンになりかけているのであればそれは私が仕事で浴びている紫外線量は途方もない量だということだ。
(続く)

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