Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

日本と真逆 客や患者の罵声を許さないオーストラリア社会

客や患者の罵声を許さないオーストラリア社会これは近所のガソリンスタンドの入り口に貼ってある掲示。『スタッフに対する罵声などは一切許容しません』と書いてある。これはこのガソリンスタンドに限ったことではなく、現在では市バスやレストラン、医療機関、修理工場、救急車、酒場、パトカー,空港などあらゆるところに見られる掲示物で、患者や客の逆ギレやクレーマー、罵声を一切許さない、働いている人の方が偉いというオーストラリアの基本的なスタンスをよく表している。

以前日本のテレビ局の仕事でオーストラリアのどこかの空港に行った時、保安検査の係員が彼らの機材を割合乱暴に取り扱ったとき何人かのテレビ関係者が日本語で「おい!」と声を上げると、複数の保安検査係員が「貴様ら今なんて言った!!」と血相を変えて大声で詰め寄り現場は騒然とした。そう考えると日本で警備員とかカウンターとかで働いている人は大変ですね…お疲れ様です。オーストラリアでなら不適切な言動を行う患者や客に対してその場でキレる権利があり、給料も2-3倍ですよ。


合言葉、Zero Toleranceを検索するとポスターがいっぱいヒットする。うちのバス達にも貼っておきます。

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