Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

干満差3.5mの引き潮


ケアンズは大半の日本の場所よりも干満差が大きく3.5mに達する(東京は2m以内)。そのため流れの弱い川などを満ち潮が逆流させ、川の水位を著しく上げ、引き潮に転じると激流となって海へ流れ込む。それよりもイヌと遊んでるおじさんや座礁してるボートとかの方が気になるかもしれないけど。

オーストラリアの引き潮としてはこんなのまだ序の口に過ぎず、ダーウィンでは干満差8mに達し旅行者が海辺に駐車して戻ってきたらそこは大海原だった、とか森ごろ水没という事がおきる。ダーウィンバードウォッチングではこの猛烈に上下する海面の高さが水辺の鳥を探す上で大きなファクターになり時間制限があると難しい。

なお上には上があって、オーストラリア北西部キンバリー地区では干満差は12m近くに達する。今は亡きマルコム・ダグラスのこの映像は川ではなく入り江の様子で、この引き潮はもう激流というよりは水平方向の滝である。(04:25〜06:15)

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