
朝5時に目が覚めてしまうので、早朝の3時間散歩は毎日続いている。奥深い里山に今朝も雨が降る。白い花はコブシだそうだ。
4月だというのに気温は4度、雨と風で体感温度は0度くらいであり人間だってセグロセキレイだって寒い。本来ならもう衣替えとかしてる時期なんじゃないか?
ほとんどない貴重な休みを使って、遠くまで来て、寒い中私は一体何をしているんだろうか?
オーストラリア人の目線ではこれはカンガルーが前屈みになっているのかと思った。正しくはシカ。あちこちに罠が仕掛けれられており、だいたい毎朝どこかで捕まっていた。罠から出ようと暴れて頭から血を流しているようなのもいた。シカが人里にどんどん降りてきているというのは本当なのかもしれない。
雨の中、傘をさしながら早朝にこの道路を歩いていたら、行き交う車(主にダンプカー)は一様にギョッとして対向車線に大きくはみ出しながら私を避けて行った。まあ明け方に山中を真っ黒に日焼けした大柄な外国人風の男(私のこと)が雨の中を一人で歩いていたら関わりたくないよね。
もしこれがオーストラリアならクラクションを鳴らされて怒られるか(危ねえぞ、の意味)あるいは「お前、どうかしたか?大丈夫か?」と停車して水とかバナナとかくれるかのどちらかだと思う。
本当に山深いし植物の濃さは圧倒的。オーストラリアよりはるかに自然はあるといっていい。鳥は少ないが。この墨絵のような情景と真冬のような寒さには色々考えさせられた。
あの祠で何か重要な技が手に入るんだろう?
まあなんだかんだ言って多少野鳥がいることは助かる。一人で何時間も散歩していてもつまらないし。
海からはだいぶ離れているけど近年の日本ではイソヒヨドリはどんどん山へ入ってきているというしね。
こうして数日いた山陰地方を離れ、実家のある東京へ移動。人間ドッグや表敬訪問、歯医者などへ通って過ごしたのだけど【身体が疲れていないので朝5時代に起きてしまう】【そしてそれからの3時間やることがない】問題は東京に移って更に悪化。
何日もしないうちに私は前代未聞の決断をすることになる。
