戦列に加わったランドクルーザー200は車体後部に二つ目のスペアタイヤを搭載していることと、カンガルーバー、ウィンチ、スポットライト、カーゴバリア以外は基本的にノーマル装備の状態(前職は州の天然資源局の所属)。ツアーで使うことに際して特に改造しなければならないことはなかったのだけど、今後セスジムシクイ調査のような長期遠征もプラドに変わってランドクルーザー200で行うことが確実なため、長期遠征用の改造は多少必要になってきた。
なおプラドよりもランクル200が優れている点は多数あるけど、長期遠征用としては最大積載量が200-300kg大きいことが挙げられる。飲み水だけで150kgを積み込むようなセスジムシクイ調査ではプラドの最大法定積載量を正直前半は上回っていて、後半になって水や食料を消費してくると何とか法定積載量内に収まるという状態だった。ランドクルーザー200はその点を完全にクリアしており、また最低地上高も少し余裕があり、荷室も一回り広く、フル積載の状態でも4500ccのターボディーゼルのパワーで重さを感じさせないからだ。
なおプラドの時のように二つ目のスペアタイヤをルーフラック上に積載しないのは今後も絶対で、なぜならそれをやると自動洗車機に入らないからだ。疲れ切って仕事を終え、明日早朝からまた次のツアーがある夜に自力で洗車する力は全く残っていない。