Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

クックタウン旅行後編 アカチャアオバズク発見の大手柄

ハイガシラヒメカッコウ

クックタウンの湿地でハイガシラヒメカッコウ。


キミドリコウライウグイス。旅行記を書いてて思うけど、私の場合は毎日の仕事と個人的なホリデーの内容がほとんど同じである。「仕事が好き」という人は少なくないが、仕事もホリデーもほぼ同じ事をしている、つまり一年中生涯同じ事をしているという人は稀だと思う。


これは希少種のハグロカササギヒタキの古巣。アイアンレンジで以前撮影したが、クックタウンエリアにも通年見られる。


友人達とウォーキングをしていたらハイイロオオタカがテリオウチュウに追いかけられながら飛んできた。その足には何か黒い小鳥が握られている。大きさや尾羽からしてオウチュウではなさそうだが?テリカラかな?


森を歩いていると時折オウギヒタキ類が後を付いてくる。

クックタウン郊外の美しい森を歩く。スマホやGoproじゃなくて今回は4Kカメラで撮ってあるので、右下の歯車のアイコンから画質を高めて視聴してほしい。
クックタウンの友人宅で2泊お世話になった。この家は彼らが自分で建てたものだが、オーストラリア人は何でもかんでも自分で作りすぎだと思う。私の周りだけでも家を自作した人は4世帯いる。

野鳥の会の州支部長でもあるこの友人の家で夕食を食べて紅茶を飲んでいたら、昨夜も林で聞いたアカチャアオバズクが裏の林で鳴き始めた。


太田祐「アカチャアオバズク鳴いてるじゃん」
支部長「NO BLOODY OWLS in Cooktown.(クックタウンにフクロウ類はいないわ)」
太田祐「これアカチャアオバズクの声だって」
支部長「Neigbour’s toy.(お隣の家のオモチャよ)」
太田祐「だ か ら、 アカチャアオバズクだって」
支部長「…。…。Oh!!! @#!$%&!!!!! *@!&$^#%!!!」
となって庭に飛び出したところ間違いなくアカチャアオバズクが観察され、クックタウン市史上初記録と見られるそうだ。


←夜遅くにも関わらず電話連絡で次々にクックタウン市在住のバードウォッチャーが車で駆けつける(笑)。初日の夜に山林で鳴いていたあのアカチャアオバズクが私を尾行してきたのでは?と言われるほど非常に珍しい記録だそうだ。

そこに存在するものは全部見つける – 私もプロだからね。

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