サイトアイコン 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

オーストラリア僻地での行方不明者捜索はすごい

←こちらはFacebookに流れてきた地方ニュースの転載。曰く、クロイドン付近で65-69歳の男女が40度越えの気温の中、宿泊していたキャンプ場に戻ってこない、行方不明になったというケース。二人の車は近くの大牧場の敷地内で発見され、砂金取りをしていたと見られる。新車の車内からは携帯電話を含む所持品が残されていた。

クロイドンというのはこのホームページによく出てくる内陸の街ジョージタウンの西隣の村で100km離れている。あるいは東方向にはノーマントンの街から100km離れているいわゆる典型的なオーストラリアの辺境。クロイドン自身の人口は215人とされ、この東西200km区間の人口は300人くらいだろう。日本の県1-2個分くらいの面積に人口たった300人。一生日本に暮らしている人には想像を絶する過疎地がいくらでも世界にはある。特にオーストラリアには。

私が興味を持ったのはニュースの最後の方だ。こんな僻地で行方不明者が出た途端に、周辺の大牧場が所有するヘリコプター数機が有志で捜索を開始、警察の辺境特別班によるオフロードバイク隊と騎馬隊が出動、消防団は徒歩とドローンにより捜索をしているという。写真はランドクルーザーパトカーがとんでもない道を、というか道でさえない林を踏み潰しながら探している。

オーストラリアではウルトラ過疎地が自立できていてカッコいい。そして自治体も周辺の大牧場も財政的にも豊かなことが感じ取れる。そもそもさ、日本の69歳の男女が4WDに乗ってこうしたスーパー僻地まで行って40度を超える気温の中キャンプ場に滞在しながら山奥に砂金を掘りに行かないじゃない?そんなバイタリティーないよ。

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