ケアンズ市から車で1.5時間以上離れれば、そこは何十年も変わらない村が多くある。そして村には必ずパブと呼ばれる酒場、食堂，宿屋を兼ねた建物がある。パブは西部劇スタイルの伝統的建築で、築１００年を超えるような木造のものも多い。私は十年一日といった田舎や、そこにあるこういった古い古い小さいパブが大好きだ。（飲めないけど）
昔はこういった店には入り辛く感じたし、入れば浮いて村人から視線を浴びたけど最近はそんなのもなくなった。電話やメール、出かける相手も大半がオーストラリア人になり、オーストラリアの日系社会からほぼ完全に離脱した事を最近感じる。そこには無限の可能性があり毎日は充実している。
一昨年の年越しはオーストラリア内陸部の村ジョージタウンで迎えた。去年はアフリカのナイバシャ湖だった。今年はディンツリーだった。