6月18日の報道の通り、カンタス航空グループ(含 ジェットスター航空)は運休を10月後半まで再延長することを表明。現時点ではまだカンタス公式ホームページやメールでのプレスリリースははっきり確認できないけど、該当する予約者には既に連絡が始まっている模様。
日豪間で唯一残っているJALの羽田⇄シドニーのフライトは影響は受けていない様子だけど、カンタス航空グループが10月後半まで国際線の運行を行わないということは、オーストラリア国民・永住者及びその近親者以外は入国を認められない現状や、全員が入国後14日間ホテルなどに軟禁される現状も10月後半頃までは解除されないだろうと考える方が自然。
オーストラリアでは国境開放の機運が一時期高まっていたけど、オーストラリア各州の大半が依然として州を跨ぐ国内往来を規制しているのに、ニュージーランドなど海外との往来が先にできそうになるという不自然さを自粛維持派から盛んに叩かれ、ニュージーランド外相からも疑問を呈され、国境開放論が後退した印象がある。
オーストラリアは州ごとの仲が何故かあまりよくなく、人口と経済中心地であるビクトリア州やニューサウスウェールズ州の意向にはクィーンズランド州やウエスタンオーストラリア州はよく反発し、逆のことをしたりする。