Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ヨーク半島にバスを運転していく

ランドクルーザー70ケープヨークへの冒険旅行の出発拠点になるケアンズは乾期になるとケープヨーク帰りの赤く染まったランクル70で溢れる。なおオーストラリアで最も売れている車はこのランクル70より少し小さくて安いハイラックスのピックアップトラックである。中東の武装勢力がマシンガンをもって荷台に乗っているあの車だ。「行きたい所まで確実にいけて、確実に戻ってこられる車こそが車」という世界はエコカーや軽自動車ばかり売れる国のヒトには永遠に分からんだろうな。


オーストラリア人のガールスカウトの女の子達を乗せてケープヨークへ。普段オーストラリア人、ノルウェー人、中国人、ボルネオ人、マレーシア人、アメリカ人、そしてアボリジニなど様々な国のヒトを運ぶが…



実績が物語るが、もっともバスを汚すのはオーストラリア人のティーンエイジャーである。その散らかし方はもはやこの世の人間ではない。一般的にイメージが良くない中国人の汚し方などオーストラリアの若者に比べれば全く圏外である。


黒いつぶつぶは全てぶつかってくる虫だ。夜間にブッシュを走ると何千匹という虫をひき殺す事になり心が痛む。


僻地にこつ然と出現する荒くれ山賊酒場。何年か前からこういう所に一人で平気に入っていって、しかも浮かなくなった。服装、年齢、日焼け、その辺だろう。


そう遠くないうちに愛するオーストラリアンブッシュへ引っ越してくるからな。


それにしても博物館クラスのアンティークな店内に萌えまくり。


全国の過疎地どこにでもある仮設住宅的簡易宿泊所。数十キロ四方に選択肢がないからこんなところは嫌、と叫んでも無駄だ。相場は1泊$45。

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