Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

『自然を愛し、保護をしていこうという強い姿勢が無ければ、やっていけないお仕事』

『長文、失礼致します。


10月9日から1泊2日で、バードウォッチングに参加しました。


夫婦ともども鳥好きで、新婚旅行でオーストラリアを訪れました。


結婚前にテレビ番組で、オーストラリアの野生のセキセイインコを観てから、新婚旅行は絶対にオーストラリア!と、決めていました。


後に知りましたが、この番組編集には太田さんも携わっていたんですね♪


緑豊かなケアンズと同じ地続きと思えないジョージタウンは、驚きと感動でいっぱい。


荒れた土地で懸命に生きている、鳥をはじめとする動物たち。


なかでも、宿泊先のシャワールームに突如現れたカエルに一番絶叫しましたが…^^;


彼もわずかな湿気を求めて、訪問してきたのかもしれません。


シーズンが終わる間近でありながら、池のほとりでは沢山の鳥たちに出会えました。


ペットショップや動物園でしか見たことのない鳥たちが、自由に大空を舞い、優雅な姿を披露してくれました。


優柔不断ながらも警戒しつつ、オカメインコが群れをつくりながら、忙しそうに水辺にやってきては、慌ててひとくちだけクチバシを突いて飛び立つ。


中には遅れて着水し、クチバシを突く前に群れが飛び立ち、水を飲みそこなってしまう子も、ちらほら。


かと思えば、のんびり池の中の杭に、止り木争いをしながら羽を休めるモモイロインコたち。


池のほとりの倒木で、捉えた獲物を堪能するハチクイ。


一番の目的のセキセイインコも、十数羽の群れをつくりながら空を舞う姿は、とても感動でした。


群れに動きを合わせ、羽ばたく姿さえも乱れぬ統率力(?)は、たいへん美しい光景でした。


彼らも警戒しながら着水し、ひとくちだけ水を飲み、また遠くまで飛び立ちます。


このひとくちだけのために、どんなに労力を費やしてることかと、太田さんは仰っていました。


野生で生きる力強さと、弱肉強食の厳しい世界を、垣間見ることができました。


こちらでの体験は、自分たちの豊食がゆえの、愚かな生活ぶりを反省することばかり。


とても貴重な、時間を過ごすことができました。

最後になりますが、太田さんのガイドはたいへん素晴らしいもので、きめ細かなサポートがとても嬉しかったです。


お仕事とはいえ、長距離をガイドしながらの車の運転、立ち寄る限りある休憩ポイントでのご配慮。


過酷な大地を相手に生活する動物たちと似通う太田さんには、とても頭が下がります。


オーストラリアの自然を愛し、保護をしていこうという強い姿勢が無ければ、やっていけないお仕事と思いました。


またの再会を、楽しみにしております。


次回の参加はたっぷり時間をとり、鳥たちを追いたいですね。


素晴らしい体験を、ありがとうございました!』

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