どこにいても携帯がつながってJAFや救急が駆けつける日本とは違い、世界最低レベルの人口密度をもつオーストラリアの辺境部を仕事場とする私は衛星携帯電話の保有以外にもある程度の工具を車に常備している。と言っても主にはパンク修理、タイヤ交換と道路を塞ぐ倒木を切断撤去するためのツールだけど。
JAFや救急が来るでしょう、上司や同僚が助けに来るでしょうと言った他力に依存した人生はローリスクローリターンだけど、仕事も田舎暮らしも全て自力でやってやろうという人生は毎日RPGのようにレベルが上がっていくようで楽しかったりもする。