Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

母案内ツアーその2

オーストラリアの伝統的パブ田舎には築100年を超える木造建築がごろごろ残る。現代の建物は建てたときは美しいけれども10年、20年と時とともにみすぼらしくなっていく一方。それに対して木造建築の美しさは低下しにくいばかりか、歳月とともに上昇したりさえする。




テーマパークにあるレプリカとは格が違う。


感心して見とれていたら酒場の親父が出てきた。「博物館級の素晴らしいアンティークな建物である」と褒めると二階の宿屋部分も自由に見ていけという。なんと!


これは…凄い。お金を出せば誰でも建てられるぴかぴかの建物など、年代物の木造建築の足元にも及ばないと思う。


暗闇礼讃。町や現代社会はうるさ過ぎ、明るすぎる。そんなことを書いていたら、昔某紙に書いていたコラムを思い出した。時間がある人はどうぞ。
https://aaknaturewatch.com/blog/conservation/19/
そこらへんに転がっている家具も凄まじい物ばかりである。




光溢れる客室。こんな所で何年か前、村人300人と年越しを迎えたっけな。


話は変わるけど初めて見た白いドラゴンフルーツ。最近はドラゴンフルーツのワインなども生産されている。母の滞在中にサイクロンが襲来。普段のダラダラな感じとは別人のような、ケアンズの人々の伝統の防災体制を体験できた。

何日かしていつもの海岸へ出ると漂着物がこうして夥しかった。ただペットボトルだのビニール袋だのと言った人口ゴミではなく自然物が殆どなのはさすがである。


その中に助けを求めるピカチュウを発見。おまえどこから来たんだ?

サイクロンによる大洪水では上流から牛が流されてくる事がある。そのまま海辺で10年以上孤独に生き続け、地元民に可愛がられている牛を知っている。あのバロン滝を転げ落ちてきた牛と考えられている。よく生きていたな。

Exit mobile version