Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

月刊ツカツクリ新聞を発見

ヤブツカツクリ
ツカツクリといえばオーストラリア東海岸ではとても馴染みのある野鳥で、本当はBrush Turkeyという英名なのに実に90%の人々がBush Turkeyとして間違えて覚えている。むしろそこまで圧倒的に一般市民には間違えられているならもう「ブッシュ」ターキーが英名でもいい気がするが、そもそも庭などをウロウロしているからみんなが知っている鳥なのに名前が「ブッシュ」なのはやはりおかしい。

ツカツクリは一方でその地面や落ち葉を引っ掻き回す習性から公園やガーデニングの天敵でもある。動物が多いオーストラリアでは害獣駆除業者が多く、ケアンズレベルでも3−4社が存在するけど「ツカツクリの除去」は人気メニューなことがHPを見ていても感じられるし実際業者からも聞いた。

しかしツカツクリは愛嬌のある野鳥だ。この薄笑いを浮かべたような表情やオナラの音のような鳴き声、禿げているようで絶妙に残してある頭髪などは独特の三枚目キャラであり例えるならハシビロコウのようなキモ可愛さを持っていると私は思ってきた。あまり理解されないのだけど、とうとう同志を見つけた。
月刊キュランダ新聞はロゴがまさかのツカツクリだった!!

ロゴなので、数ページおきにこのキャラが誌面にカラーで登場する(笑)

しかも時々別バージョンも混じるというツカツクリへの愛情を感じる。

とどめはこのイラスト。ツカツクリが代名詞の落ち葉引っ掻き回しをしている図。このイラストを見なければブログ記事にしなかった。月刊キュランダ新聞はツカツクリ好きは一部コレクションすることを勧める。

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