Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

トレーラーを購入しました

トレーラー
もう何ヶ月か前のことだけど、これまで必要時にはレンタルして運用していたトレーラーを新しく購入した。よくある車輪が二つだけの自立しないトレーラーではなく、ブレーキを備え2000kgの法定積載量を持ち長さ2.4m幅1,5m、天井までの高さ最大1.4mあるかなり本格的なものを選んだ。7月にディンツリーでシェフ4人を同行させるようなド級の長期の仕事が入っておりそのために注文していたものだ。

天井はアーチ型に競り上がっており、ちょっとかがんでなら中を歩いて進める。積載量が約4500リットルもありちょっとやそっと荷物を積んだ程度では何も載っていない感じがする。ベッドとテーブル中にを置いて寝泊まりができそうなサイズ。
ちなみにジムニーの荷室は85リットル,座席を倒して377リットル、ランドクルーザーは750リットル(二列目と三列目を倒すと1850リットル)でありなので5000リットル近いトレーラーは全く別次元の積載量がある。これがあれば4年前に業者に頼まず自力で行った地獄の引っ越しも10倍簡単だっただろうに。

連結フォーマットは同じなのでハイエースにもランクルにもアダプターなしでどちらにも取り付けられる。タイヤが4つあって荷重が分散されるためジタバタ跳ねる感じがあまりせず、牽引していることを忘れてしまう。


オフロードトレーラというジャンルはまた別にあり、これはオフロードトレーラーではないがどのくらいまでできるのかを試す機会があった。タイヤが4つあって自立し低重心ためそれなりに安定していて、結論として「とりあえず道路として整備されているようなコンデションであれば概ね大丈夫」だった。
なお最後まで候補に上がっていたのはスクリーンショットのようなエンクローズタイプのオフロードトレーラーだった。これならオフロードも安心だし荷室の防塵防水性能が高い。

しかし小さいくせに値段が高い。そして四輪ではなく二輪な上に重心が高いので、牽引しているとかなり異物感を運転中に後方から案じる。上の写真の四輪タイプのトレーラーと比べればどちらが安定しているかは一目瞭然。

結局オープンタイプにした理由として、防塵防水に関しては写真のようにカバーを二重・三重にすることで概ね対処できる。それでも心配なようなものはそもそもトレーラーに積むようなものではないはずだ。もしくはペリカンケースに入れてきなさい。

それに私はラゲッジを運ぶためだけにトレーラーを使うわけではないことが大きい。オープンタイプははみ出して荷物が詰めるわけで、こうした粗大ゴミの運搬や建材、大型白物家電の運搬に使えるしそれで副収入も得られる。

砂利や干し草、肥料の購入などに活躍している。汚れても高圧洗浄機で簡単に洗えて、鉄ではなくガルボ鋼で作られているので錆びることもない。ずっと屋外に置いておいても。

安いトレーラーは単純に鉄で出来ていて錆を防ぐためにペイントされている。しかしペイントは牽引する車からの跳ね石や荷物の積み下ろしの際の擦れなどでどんどん剥がれ、そこから錆び始めて見るに耐えない醜い姿になることは以前手伝っていたバス会社にてうんざりするほど見てきた。田舎暮らしやバス事業をしていればトレーラーの出番は毎週のようにあり、数年保有していれば購入代金の元は取れると思うし、不要になったら似たような値段で売れるのもガルボ鋼トレーラーの利点だ。

なお、オーストラリアで砂利を買いに行くというとこういうスタイルになる。これもオープンスタイルのトレーラーでなければできないことだ。採石場でこうして直接買い付ければめちゃくちゃ安く、多分1トンくらい買って$50。ホームセンターで同じ量を小分けにして買ったら10倍くらいするかもしれない。マルチだって処分場にトレーラーで取りに行けば無料。

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