Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

セスジムシクイ調査2022年に向けて準備中

『1-2週間、誰にも会わず1台の車も見かけないかもしれない』

というような超絶僻地の道のない山野で毎年行われるセスジムシクイ調査では、登山やツーリングなどの人力移動とはまた異なるジャンルのアウトドア経験が必要になる。まず2週間無補給で水さえ入手できないので、ペアなら150リットル以上の水や全食料と調査用具、2本のスペアタイヤを携行しなければならない上に、積載量が大きなハイエースなどのバンやトレーラーを牽引して入っていけるような土地ではないので大型4WDの一択になる。これは荷室はあまり大きくないのでなかなか難しく、試しに自分の車にスペアタイヤを2本と150リットルもの水と1000km走れるだけのガソリンを積むことを想像してみてほしい。それでまだ荷物全体の半分だから。

セスジムシクイ調査2022年

毎年道具も痛むので、一昨年は冷蔵庫を、去年はオーニングとストーブが、今年は椅子やテントが買い替え。それから水タンクは20リットルや10リットル入りのものだけでなく2リットルや4リットルのような小型のものに一部を置き換えた。それらはあちこちの荷物の隙間にテトリスのように格納でき、合計すると結構な容量になる。

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