Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

キャンプ旅行から帰還



11日間のひとりっきり鳥見キャンプ旅行。多くの国立公園や保護区を歩き、窓ガラスに2カ所大きなヒビを作り、4000km以上走り、11日間ほとんど喋らず、「極楽浄土とはこういう所だろう」と15回くらい思い、一人の日本人すら見かけず、3000羽のセキセイインコなら見かけ、オーストラリア産鳥類リストは600種を越え、砂漠での皆既月食を(偶然)堪能し、途方もない量のメディアファイルを貯めて帰ってきた。

出かける前に「ふと思い立って11日間出かけられる環境はなかなかのものではないか」と生意気な事を書いたが、別にリタイヤ層でもない知人達は同時期に「俺は6週間の砂漠地帯バードウォッチングから帰ってきたとこだよ」「私たちの4ヶ月続いたバードウォッチングキャンプ旅行もいよいよ残す所2日。」などという状態で、あの境地に達するにはまだ何年かかかるな…。ただ私のような単独行とグループ行(またはデュオ)とでは意味が少し違うが。


帰って来たばかりながら今週後半はボランティアの鳥類調査で3泊4日のキャンプの日々になる。思うのだけどオーストラリアの海沿い以外の地域ではアジア人種は絶滅危惧種である。だから4000kmも各地を移動し続けても一人も見かけないという状況になる。オーストラリア人やヨーロピアンほど自然が好きでないのは知っているけど、たまにはアジア人も都市やグルメにばっかり群がらないで内側へもおいで。

オーストラリア内陸の川というのは通常一筋の流れもない。次に川になるのは5年後?10年後?という代物だ。湖も同様。

内陸の町のストリートビューを撮影。別にオチもハプニングもない資料映像。

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