田舎で急にバス会社を名乗っても、いきなりメールや電話が来るわけもなく最初の2ヶ月くらいはほとんど仕事はなかったが、最近はまあ何かしら毎日問い合わせが来るレベルにはなった。
これはある宿泊施設がゴルフコンペのためにチャーターしてくれたときの写真。荷物が凄まじい。起伏のあるゴルフ場を車で突っ切ることになってしまい、オフロードタイヤに最近変えておいて良かったと思った。
貸切バスの面白いところはこうして普段なら一生関連のない人々と接することで、過去には海軍の集まりだとか、インドネシア代表のサッカーチームだとか、ガールスカウト団だとか、サバイバルゲームに行く一行だとか、バスケットボールチームの移動だとか、異世界を覗けるという意味ではなかなか刺激がある。
ただバス会社だって既にいっぱいあるわけでどこも大変だと思う。私のハイエースはそんな沈みゆくバス会社から相場の半額以下の激安で買い取ったものだし、今日連絡があった人は別の会社でバスを予約していたら「バス会社をたたむことになった」と今日電話連絡があり予約が取り消されたという。