Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

『毎年4-5ヶ月間、無収入に近いのが平常』というビジネス

ジョンストンベンドの夕暮れ
コロナウイルスに対するオーストラリア政府の厳しい封鎖措置で、フライトがなくなりレストランが閉じ、屋外の市場や公園も閉鎖、キャンプ場も閉鎖、結婚式は五人まで、葬儀は十人までといった大戦中の戒厳令のような状態が続いている。旅行業、飲食業、小売業を筆頭に大量の労働者がリストラされ大不況が始まろうとしている中で取引先会計事務所からは事業の生存のための様々なアドバイスが連日送られて来る。ローン返済を猶予してもらいましょう、納税を猶予してもらいましょうなどなど。

AAK Nature Watchも2月14日に最後の売り上げがあって以降ゼロが続いているけど、実はウチは『毎年4-5ヶ月間は無収入に近いのが平常』という珍しいビジネスなので影響はまだそれほどない。コロナがあろうがなかろうが、創業以来毎年4-5ヶ月間売り上げが元々ほとんどないわけであり、公的支援も受けずそれを毎年乗り越えている。仕事がない何ヶ月は毎年ボランティアをして過ごしてきた。たった1ヶ月仕事がなくなっただけで現在の市民の大パニックを見ていると、色々言いたいことはある。

私は今日も自宅敷地(写真)に木を植えていた。この2年半で851本目のそれだ。

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