Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

「雨水タンクの王様」へ

自宅兼民宿ジョンストンベンドキャビンは、主要道に面していて街まで3km足らずにもかかわらず行政が管理する水道が整備されていない。おそらくすごく古くに居住が始まったのだろう。そのため水は自前で確保しなければならず、大変といえば大変だけど楽しくもあり、また停電しようがロックダウンしようが水道管が破損しようが絶対に自前で大量に水を持っているというのは災害に強いし【誰にも頼らない】というのは私の人生における基本姿勢につながる。引っ越してきた時に既にあった二つの雨水タンクに加えて2-3年前に一つ雨水タンクを増設した↓

雨水タンクの増設


合計三つのタンクで十分やっていける時期が続いたのだけど、半年前に民宿を始めてから二世帯で水を使っている状況になり、さらにバスタオルやシーツ、バスマットといった洗濯物が激増。一回で水160リットルをも消費してしまう洗濯というものは恐ろしい。このままでは雨が降り始める12月まで持たない、という見通しとなり更なる増強をすることになった。

第4雨水タンク到着。というか個人売買で中古で買って、自分のトレーラーで運んできたんだけど。これは今まで雨水を受け止めつつもほとんどを無駄にしてきた納屋に設置する。この納屋は小さな家屋に匹敵する屋根面積があり雨が降り始めるとあっという間に水が溜まる。この小さな第4雨水タンクが一杯になるには10mm以下の雨が降るだけでいい。

そしていっぱいになった水は転送ポンプでメインの雨水タンク群1,2,3に転送。約1時間所要。そしてそちらで濾過され殺菌されて各蛇口から出てくる。まあもっといいやり方もあるだろうけど私は吉祥寺近くに本籍があるような日本のシティボーイなので。これくらいを立案して自分で施工できればよくやっている方かと。

実はまだ終わりではない。第5雨水タンクも既に注文してあり来月の到着を待っている。第5タンクは22730リットルの大きさがあり5つの中で最大。馴染みのホームセンターで「お前は雨水タンクの王様だな」と言われた。

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