以前ここでも紹介した、沖縄のアメリカ軍基地ジュゴン問題。日米の様々な団体が、アメリカ国防総省を相手に裁判を起こし、その結果カリフォルニア州裁判所は「環境に与える影響の再調査」を命じる判決を出しました。
（詳しくはWWFのプレスリリースをご覧下さい）
日本では、こういった判決はなかなか出ない。環境関係の裁判はいつも国側の味方になる。長良川でも、諫早でも、球磨川でも、白山でも。でも、生活を投げ打ってこういった活動を続けている多くの人たちがいる。私は、長良川での敗北は、ものすごい挫折感を味わった。どんなに理論が正しくても、どれだけ不要なものでも、銭のため国が「作る」と決めたものは覆らなかった。実に嫌らしい妨害や、買収とか、嘘のデーターとか色々あった。それ以来、諦めのようなものをもっていたけどそれではダメだ。出来る限りの事をしないと。一生が終わるときに感じそうな後悔の数は今のうちに出来るだけ少なくしないとね。
とてもいいニュースです。