Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

巣の発見者には賞金

『南オーストラリア州自然保護基金の後援を得て、「アカオクロオウム回復プロジェクトチーム」はアカオクロオウムの新しい営巣をビクトリア州南西部と南オーストラリア州南東部において発見した個人に賞金を払う新しい試みを開始する。
それらの地域では過去20年間において80カ所の営巣が記録されたに過ぎないが、現役の営巣地はもっとあると見られている。』(続く)


(続き)『賞金の$500は新しいアカオクロオウムの巣を発見した、その土地の所有者に支払われる。新しい巣とはこれまでに「アカオクロオウム回復プロジェクトチーム」のデータベースにない巣を指す。また、公共の地にある新しい営巣地を発見した市民にも同額を支払う。更に既にデータベースに登録されている巣であっても、オウムに再利用されている事の発見には$100が支払われる。
アカオクロオウムの営巣報告を期待する一方、営巣木に対する妨害や邪魔は禁止されている。観察は安全な距離を保って行なわれるべきであり、そうでなければ営巣放棄が起きるかもしれない。その場合賞金は支払われない。
その他にも応募には幾つか条件がある。この賞金プログラムのガイドラインやアカオクロオウムの営巣行動情報は「アカオクロオウム回復プロジェクトチーム」のホームページで参照できる。 』
(オーストラリア野鳥の会会報 日本語訳 willie)
アカオクロオウムとは
(5つの亜種があり、オーストラリア南部の亜種が絶滅の恐れがある)

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