Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

John Cann ジョンカーン

ジョンカーン爬虫類、特に淡水亀の分野で世界的な権威であるJohn Cann ジョンカーンが、ケアンズで行われたCape York Herpetological Society の発足イベントにゲストスピーカーとして登場した。当日は早めに会場(ケアンズ図書館)入りしてサインをゲット。さすがに入場者は多く、直に席は埋まってしまい立ち見が出る盛況。ちなみにジョンカーンは著名な学者にしてオリンピックの元オーストラリア代表でもある。しかも種目はデカスロン。(デカスロン=100m走、400m走、1500m走、走幅跳、砲丸投、走高跳、110mハードル、円盤投、棒高跳、やり投の10種目を一人で担当し合計得点で競う陸上競技の王様)いったいどんな遺伝子を持って産まれるとそうなるんだ?



こんな人達が沢山詰め掛けたかというとそうでもなくて、私より前に座っていた20人くらいのうち実に17人が女性で結構皆若い。すごいなぁ有料のイベントなのに。壇上に上がるジョン。第一声は
「誰か、パソコンに詳しい人は来ていないか?」
え?
プレゼンに使おうと思っていたノートパソコンがおかしいらしい。いやー今頃そんな事言ったって?やはり偉大なジョンもオージーには違いなかったのだ。
結局直らず、たまたま持ってきていた別のパソコンに入っていたパプアニューギニア遠征の際の写真をスライドショーすることに。でもそれは特に準備されたものではないので、
ジョン「あーこれは子供たち」
ジョン「機内食」
ジョン「村の様子」
とか関係ない写真が次々出てくる。確かに興味深いんだけど私がパプアニューギニアの爬虫類に関する予備知識ゼロなので肝心な部分がさっぱり付いていけない。やはりオーストラリアの話をして欲しかった。
イベントの主催元であるCape York Herpetological Societyは発足したばかりだけどいろいろ催しや懇親会を企画していくそう。年会費は激安の$15。

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