Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

メガネオオコウモリの排除

シロハラウミワシケアンズ市中心部に集うメガネオオコウモリのキャンプが近年数を増し、糞害や匂いがついに一般の市民の忍耐を超えたようで長い論争の末「駆除ではなく中心部からの排除」が決定された。とりあえずその議論はここでは置いておくとして。
 排除方法としてヘリコプターを降下させおどかす、煙でいぶす、天敵を放って蹴散らす、音や光でストレスを与える等いろいろ検討されていた。夜間活動するフクロウがオオコウモリの主な天敵だが大型オールラウンダーのシロハラウミワシはどうだろう。彼らは多くの鳥、魚、ほ乳類、あらゆるものを襲う。オーストラリアではキバタン達のいたずらからイルミネーションを防衛する為にハヤブサとイヌワシをガードマンとして雇用し成功させた例もある。先日見かけたのはオオコウモリ達に…


完全に無視されるシロハラウミワシ。
周りのオオコウモリ達はこの大きなワシに注意すら払って無い。というか寝てるし…これはダメだな。
オオコウモリを都市部から追い払うのはオーストラリア各都市で大きな問題になって来た。成功した例もあるが、追い出しても何度も再集結され高額な費用がかかって結局解決していない例もある。

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