Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

「変な鳥が店にいる」と通報

保護キット←防災バッグと同じコンセプトで保護要請の電話があればすぐに持って出かけられるようにしてある小鳥救護キット。

「朝から店の前に変な鳥がいる。親とはぐれたのかもしれないし、怪我をしているのかもしれない」というので見に行った。




こりゃ気になるわな…。とりあえず幼鳥ではないよ。
 店員「セールの扇風機をずっと見てる」
 鳥「$270の業務用大型扇風機がいまなら$179でお得ですねー」ってそんなわけないでしょ。


店内から見た図。…なんか笑えるわ。


夜行性であるオーストラリアイシチドリが日中ぼーっとしているのはまったく普通で、ガラスを覗き込む習性もある。前もほとんど同じような状況を見ている。
ただ鋭い人は気づいたと思うけど左の翼が右に比べてわずかに下がり気味。100%問題ない個体ではないと思う。でも近づけば羽を広げて怒るし、羽繕いも普通にしてるし(いいサイン)、追いかけ回して捕獲するまでの差し迫った道理があるかというと判断は難しい。彼らはもとから滅多に飛ばないので多少羽に問題があるくらいなら生きていくし、もしそれで結果的に野良猫に食べられるような事があってもそれは天命だと思う。
明日朝になってもまだここに居たら捕まえに来ます、電話下さい- という判断をし帰った。翌朝電話は鳴ることはなかった。

Exit mobile version