Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

釣り糸ゴミ

釣り糸ゴミ
釣り糸ゴミが海鳥などにとって驚異になるのは世界何処でも同じ。しかしオーストラリアならではの更に深刻な事情がある。それは使われる釣り糸が写真のように非常に太い事だ。こんな丈夫なのに不運な事に絡まったら、糸が劣化して切れる前に命が無いだろう。


なぜオーストラリアでは釣り糸が太いのか?それは釣り人が普通は数十センチ級の魚を相手にしており、手のひらサイズの魚なんて日本国内とは違い眼中にも無いからだ。今思えば、日本で昔使っていた髪の毛のように細いハリスや小指のツメより小さい針など、「それほどまで釣り環境が貧しい」ことの象徴のようなものだったと思う。写真の釣り糸の太さを見よ。
まぁ釣り糸に気がついたときは写真のように丸めて拾って帰るようにしている。それだけ。

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