Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ワシ(ら)が建てた

カッタナ湿地東屋半年程前の話。ケアンズ市役所の依頼で自然保護区に東屋を建てる作業中。首にかけているオレンジの物体は防護メガネのストラップではなくて耳栓。ヘッドホン型の耳栓はケアンズでは暑すぎるし、耳に詰める耳栓は付け外しが面倒なうえ絶対に無くすのでこの一体型は必要なときだけぱっと装着できて便利。


仲間もみな軽装なのはめちゃくちゃ暑いからである。この地域では暑すぎるため、工事現場でも半袖、半ズボンが認められている。暑すぎるため工事は早朝6時から開始されお昼で終了という現場も多い。倒れるからな。

そういえば荷物を満載したツーリングサイクリストが、「一日ペダルを漕ぐとここでは水を15L飲む」といっていた。ここまで来ると南極・北極・ヒマラヤに次ぐ第四の極地とは赤道付近の夏だといっても言い過ぎではないかもしれない。


怖い・危ないといっていたら何も覚えない。避けたり禁止するのではなく、危なくないようになるまで習えばいい。日本社会に欠けている事である。


どんどん出来上がっていく。これに壁がついて、もう少し広かったら私のようなタイプは家として暮らせると思う。




そして完成。現物はカッタナ湿地で見らる。

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