Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

セスジムシクイ調査員募集

セスジムシクイ調査員募集2016年5月1日から31日までの一ヶ月間、オーストラリアの辺境各地でキャンプをしながら岩山を毎日4時間歩いてセスジムシクイの調査を手伝ってくれるボランティアを募集中です。そんな人間いるわけないだろう、と思いつつも。私も上旬は先約があって無理だけど中旬〜下旬参加で検討。ケアンズから往復4000km。

ケアンズ周辺では年間を通じて様々な自然保護団体や研究団体が動物調査ボランティアを必要としている。過去記事の通り私もいろいろな所に極力参加(年間2週間程度)しているけど、私の他に日本人が居たのは思い出せる範囲では過去にたった一回、一人だけ。オーストラリアの動物を見せることで生計を立てていたり収入の一部を得ている人は、そういった場にたまには参加する義務に近いものがあると思うが。ボランティアが不可能なほど多忙で繁盛しているなら、寄付をするという方法がある。


調査相手のムナジロセスジムシクイの他にもカルカドンセスジムシクイ、ハイイロハヤブサ、ワキアカヒタキ、ホオグロオーストラリアムシクイ、ヒゲナシヨタカ、チャバラモズズツグミ、オジロオウギヒタキ、そしてヒメフクロウインコも見られるかもしれない(?)。

調査を率いるのは友人でもあるオーストラリア野鳥の会元会長と、時の人であるあのヒメフクロウインコプロジェクトを総括する博士で、他にもオーストラリア北部の野鳥関係オールスターともいうべきメンバー二十数人が招待されている。私も呼んでもらえただけで光栄。


「興味がありそうな人に転送して結構」との事で掲載する。野鳥エキスパートである必要はなく、体力のある若い人や、辺境のため4WDやキャンプの愛好者なども重要。学ぶことに溢れた一生に一度の貴重な体験になると思う。

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