Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

キタフクロムササビ調査2023があります

キタフクロムササビ
2022年から私が調査責任者となっている、タウンズビル方面の辺境国立公園で行われているキタフクロムササビ調査。昨年も激務の中で行ったけど今年もまたやります。この調査の私の立場の法的な裏付けのため、特別な措置によって私はクィーンズランド州政府野生動物・国立公園管理局に職務番号および現役の従業員ID番号も保有しているので私は州の職員ですよと名乗っても嘘ではない。今年は更に国から科学調査支援の資金援助があり、新型のGPSや強力なスポットライトを買ってもらった。

キタフクロムササビ調査2022


よく考えれば、ただの元ワーホリ日本人が有名なオーストラリア人メンバーを統率して辺境の夜の林で絶滅危惧種の調査を任されている。ここまで至るのに投じた膨大な勉強や累計2000万円?のガソリン代を察してほしい。ケアンズの日本人社会はこういう人材を現れた時に「そうか、そうやってやればいいのか、私も猛勉強して投資して追いついてやる!」ではなくて、悪い噂を立てたり仲間外れにして必死に自分たちのいる底辺へ引きずり落とそうとする。残念ながら突出した杭は高すぎてもう打つこともできない。地団駄踏んでいるいるうちに去年も今年も来年ももっと引き離され、そのうちにその平凡な人生が終わる。


これまでキタフクロムササビ調査は国立公園内の職員宿舎(一軒家)を滞在場所にしていたけど、今年からこの辺境の国立公園にも駐在レンジャーが入っていてそこが使えなくなった。キャラバンなら新しく設置したと言われたけど、狭いキャラバンの中に他の調査員何名かと滞在するくらいならキャンプでいいわ。

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