Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

野鳥調査ボランティアキャンプ三日間の様子



忙しい時期ながら、三日間時間を作ってキャンプを張りながらの野鳥調査をボランティアとして手伝ってきた。人が少なく生き物は多い(見やすい)アウトバックは私にとって楽園だ。ただし暑くない時期に限る。絶対に。

←ホームステッドで調査の打ち合わせ。オーストラリアのこの手の調査でいつも思うのだけど、こういう事は事前にメールで配布してGPSポジションも地図も配布してイントロダクションを済ましておけば現地に集合するのはあと半日後でも済むのに、こちらでは実際に集まってからやることを好む。


一部の大都市周辺を除き、オーストラリアではカーナビが使われていない。何故か?

この国は人が住んでいなくて道も建物もなく、川も起伏もなく、平坦な原野だけで画面に表示するモノがないからである。縮尺800mでこの状態。これではほとんど月面だな…これなら無くても同じである。


私の受け持ち地区。何時間も一人で黙って座り、視界に出現する鳥を記録し続ける三日間。鳥の声と風の音しかしない。この原野は私有地だが、広さは東京23区の二倍もある。


一人でいることにはある種の鍛錬または素質が要る気がしている。私は普段から一人で生きているので無人の原野に何週間も一人で居てもなんとも思わないが、多くの人に囲まれて生活している人にとっては発狂をもたらす状況らしい。




曇ってしまったので惜しいが、素晴らしい展望台がまた一つ私の地図に加わった。

しばらく所有していたGoproは処分し、ドライブ動画は今後スマホで済ますことにした。僅かでも荷物を減らすため。

撮影した鳥などはまだ別の機会にアップします。

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