Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

渡り鳥のいる所でイヌを走らせないで

イヌを走らせないで

毎年9月頃になると、北半球から小さな渡り鳥たちがケアンズの海岸に越冬のために遙々と飛来する。数千キロにも及ぶ命がけの旅を経てたどり着いた越冬地でもこうして全く不必要に、ペットの遊びのため追いかけ回され消耗し、間接的に命を落とす。渡り鳥のいる海岸でイヌを走らせないで。

公式にイヌを走らせていいグラウンドや公園はケアンズにいくつもある。イヌたちはそこへ行けばいいが、野生の渡り鳥は海岸以外に生きていける場所はない。

ケアンズのマナーが悪いと渡り鳥たちが移動していく先のインドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、台湾、中国、台湾、日本、ロシア、アメリカ(アラスカ)といった広大な地域に国際的な悪影響が及ぶ。

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