Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

フィンチ(カエデチョウ科の小鳥)とその保全に関するトーク

Save the Gouldian Finch Fund地元マランダにて先日フィンチ(カエデチョウ科の小鳥)とその保全に関するトークがオーストラリア野鳥の会主催で行われた。いつも思うのは、人口2058人に過ぎない小村であるマランダでどこからこれだけの人々が集まってくるのかという事だ。この夜も聴衆は70人ほどいたが、2058人の人口の中から平日の夜に、野鳥の保全に関するトークを聞きに70人も集まる。雨季の植林ボランティアに毎週100人が集合する。およそ100倍の人口を持つケアンズで開催したら数千人の参加が見込めるだろうか??マランダの人口の中心層はインテリのナチュラリストであり、次の世代の子供達も自然とそう育つのだろう。時折のケアンズ市までの通勤65分は負担だが、その程度と引き換えにマランダに巨大な土地を持って暮らせることを幸せに思う。


以下備忘録(一部は伏せ字)。

キバシキンセイチョウにはほおの白い亜種(東)と茶色い亜種(西)とが存在する。ユーカリをはじめとする山火事に強い樹木は最初から山火事に強いわけではなく、XXX年ほど経過してから耐火性を発揮する。XXXX町のすぐ東には大きなコキンチョウの生息域。やや南にも。コキンチョウとムナジロシマコキンはフィンチ類の中で最も長細い翼の形状をしており、フィンチ類の中では長距離移動に適している。コキンチョウと営巣場所で競合するのはオナガキンセイチョウ。

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