Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ケアンズに定着したアカオクロオウム

定着したアカオクロオウム自宅すぐ近くの交差点にて、アカオクロオウムの家族と思わしき3羽が夕暮れの街灯の上にとまってのんびりしていた。携帯のカメラとはいえ、なんだかとても朗らかな感じで目に留まる1枚。


オーストラリア史上最強のサイクロン「ヤシ」から一年以上経過。ケアンズに避難してきたアカオクロオウムもいよいよ定着した感があるが、分散が進み当初のようなまとまった集団を見る事はあまり無くなった。塒入りの時の群れを除けば、日中見かけるのは多くの場合3-4羽程度だ。
 サイクロンとアカオクロオウムのストーリー(彼らはもともとケアンズ市内には見られなかった生き物)
「私たちの寿命の間にこの森が元に戻ることはない…」といった地元のナチュラリストの言葉が忘れられない。さぞ無念だろう。このままケアンズ市にアカオクロオウムが定着すれば、これから住む新しい人達にとっては何の違和感の無いものになり、古い人間だけが「アカオクロオウムはね..元々は.」と何かにつけて昔話をする事になるのだろうか。
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