Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アンディーアンダーソンと行く探鳥

ヤイロチョウ先日ケアンズの野鳥観察会に出かけた際に、長老のアンディーアンダーソンから「次の月曜日辺りにアカチャアオバズクを探しにいかんかのぉー」と言われていて、彼の性格的に多分すぐ忘れるだろうと思ってあまり真剣に聞いていなかった。が、前夜に電話がかかって来て「行って見るかぁ」との事。
アンディーはバードソンで247種類という驚異的なオーストラリア記録を持っている他、これまで世界で4000種類の野鳥を記録、活動の場を南米に移そうとしている。ケアンズ周辺のバーダーでも経験や知識は突出しているのに、性格で随分損をしている。一言で言えばかなり酔っぱらった西田敏行や板東英二のような(イメージ)。


アンディー 「おい、あの車を見ろ」
willie    「ジューシーレンタカー?最近よく見るけど」
アンディー 「運転手はジューシーレンタカーを運転しながらジュースを飲んでるぞ!がははっは!」
willie    「…はぁ。」
アンディー 「だーっはっはは!!」
真面目にやれば凄いんだろうけど、いつもこんな調子。
で、アカチャアオバズクが時々営巣する、という木めがけて100匹以上の蚊と供に薮漕ぎ。ケアンズ市内でこれほどのブッシュブラッシングをするとは思わなかった。半ズボンのアンディーなんて血だらけになってるやんか(気にもしないのもすごいが)。
アオバズクは結局まだ来ておらず、半月位したら来ると思うでぇ?との事。帰りがけにジシギが飛んだ。「オオジシギだ!ジャパニーズスナイプ!ひょーひょー」と騒ぐアンディーアンダーソン。飛び立ったのを見ただけで言い切った!
「きゃーーーーーー!!!!」という女性の悲鳴が聞こえたので振り返ると、
オオトカゲが横断中だった。

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