Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

キジバンケン

キジバンケン

オーストラリア北部から東部にかけて分布するキジのようなバンケン、キジバンケン。農道のような所を運転していると脇の草むらから飛び出して前を横切っていくという体験がアサートン高原ではよくあると思うけどこいつですよ。岩場から牧場、草むらとかいろいろな環境に生息。雨の日は枯れ枝やフェンスの上とか開けたところにいる姿がよく見られるけど理由は不明。だいぶ小さくしてしまってるので見えにくいけど、雨も写ってます。



頭から腹に掛けて真っ黒だけど、繁殖期でない時は(冬は)茶色に戻ります。
学名:Centropus phasianius
英名:Phasant Coucal
和名:キジバンケン
カッコウの仲間になるけど託卵せず草むらに、編み込んだ自分の巣を作る。


飛ぶのはあまり上手くない。よたよたしている。
猛禽的な顔立ちにも見え、実際主食の昆虫類に加えて小鳥を捕ることもあるとの事だけどキジバンケンの飛翔で果たしてすばしこい小鳥が捕まえられるかは少し疑問。


擬態にも格好の配色や模様だけど、いかんせん大型なので(L 60-80cm)見つかりやすい。

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