Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

オウゴンニワシドリとバーダー

オウゴンニワシドリこの三週間でようやく2回目の休みが取れたのでバードウォッチングに行って来た。ランチにしようと途中で買ったホットドッグと春巻きを広げて食べていたら頭上に写真のオウゴンニワシドリがやってきた。アサートン高原の固有種12種の中で恐らく最難関の一種。特に成鳥オスは少ない。

げげ。カメラも双眼鏡も車の中だ。なんであなたはいつも手ぶらのときに出て来るのかね。(左の写真はアサートン高原の野鳥ガイド、ベンのパンフレットからです。この日、ツアー中の彼には3回も会ったのでその記念。同じような所を動いてるね…)まあ野鳥ツアーのパンフレットの表紙を飾る存在ということで。


「なぁ、どこかでヒクイドリを見なかったか?」とそっと耳打ちされた。あ、その気持ちとてもよくわかります。
黄金、と名付けられた鮮やかな黄色は熱帯雨林の緑の中ではより引き立つ。ライカの双眼鏡を下げた若い女性バードウォッチャーが歩いて来たので座ったまま(私の上の方にいるよ!)と声とジェスチャーで伝えると大喜びして見てた。後で聞くと、オウゴンニワシドリを探して山に入ってもう三日目だと言う。「あなたのおかげよ!」と抱きつかれた。よかったよかった(何が?)


(←この写真はまた別の日に撮ったものです)
オウゴンニワシドリはアオアズマヤドリなどと同様、東屋を造りメスを誘う。真偽の程は知らないが、某野鳥ガイドによると「(希少なため)オウゴンニワシドリの東屋を探す事は犯罪になる」らしい。とあるとこのホームページを見てたら、オウゴンニワシドリツアー六日間(ケアンズ発着)$1955となっていた。そんなもんだろう。

なかなか楽しい日でした。
管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしています。お気軽にご利用下さい。

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