Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

バードウォッチングツアー報告 キングフィッシャーパーク&植物園

バードウォッチングツアーでキングフィッシャーパークへ行ってきました。
 今日のお客様はご夫婦。鳥好きな奥さんと、興味がない付き添いの旦那さん。メールで問い合わせをもらった時にはそこまでわからなかった。「あちこちは行きたくない」との事だったのでキングフィッシャーパーク一本で。水鳥や乾燥帯の鳥が抜けてしまうけど、あまりリストには興味はない方のようだ。
 早朝にケアンズを発ち、より道なしでキングフィッシャーパークへ。キングフィッシャーパークには食べ物、飲み物ほとんど何もないので途中コンビニで買い出し。
 名物のシラオラケットカワセミはやはりもう帰った後でした(注 5月頭)。行き先の関係上、カモ類、シギチ類、水鳥類はほとんど見てませんがキングフィッシャーパークでノドグロヤイロチョウ、コウロコフウチョウを始め多くの鳥が見られ(その間ご主人は外の机でお仕事!)センティナリーレイクではヒメミツユビカワセミ(ゴルフボールを少し大きくした程度の世界最小のカワセミ)が5m先でダイブ、食事、羽繕い、ダイブ、食事、羽繕いを繰り返し個人的にカメラを持ってこなかった事を非常に悔やまれました。持っていたら100枚はシャッターを切ったでしょう。1時間近く見ていたと思います。この時期にしてはまずまずだったのではないでしょうか。
ケアンズでバードウォッチングのガイドをしています。お気軽にご利用ください。お問い合わせフォーム


(注)キングフィッシャーパークは宿泊施設であって公園ではありません。広大な森を敷地に持った宿だと思って下さい。つまり宿泊者でもないのに勝手に入って探鳥はできません。2017年から経営を受け継いだ新オーナー夫妻は残念ながらツアーガイドの立ち寄り訪問や、あるいは宿泊しない訪問者は基本的に拒否します。また、宿泊も最低でも2泊からの利用となり一泊での利用は2019年から拒否されるようになりました。雨季の間は4ヶ月ほど完全休業します。いやー実に強気ですね!!キングフィッシャーパークは人里離れた所にあり一切の公共交通機関が利用できずアクセスは車のみです。徒歩圏内には一切のお店や飲食店もありません。ケアンズから馴れた人の運転で山道を含む片道1時間45分の距離です。

ケアンズでバードウォッチングをお考えの方は、どのようなスタイルの方であれガイドを付けられる事をお勧めします。そうでないと、ご滞在中に見られる種類は下手すれば半分になるか、又は倍の時間がかかります。

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