Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ノドグロヤイロチョウはタイミングに注意

ノドグロヤイロチョウ

普段は暗い森からなかなか出てこようとしないノドグロヤイロチョウだけど、いざ子育てが始まると相当多忙なようで、日中でもどんどん開けた所に出てきて絶え間なくヒナ達に餌を運んでいく。それはもう普段からすれば信じられないほど無警戒で携帯のカメラでもある程度写るくらいの近距離をとことこ歩き回り続けたりする。




このペアは2011年に二回続けて繁殖活動に入った。つまり一度目の繁殖活動を終えヒナ達が巣立って間もなく再び同じ場所で営巣し、第二陣のヒナ達を育て上げていた。よほど自然条件が良かったんだろう。
そのためかなりの期間に渡って見放題撮り放題が続いたのだけど、一度目と二度目の間の一週間ほどのエアポケットにはまった人は五泊してほとんど見られなかったと言う不運も呼んだと聞いた。インドかどこかの写真家だという話だった。確かにタイミングは重要で不活発な時は熱帯雨林の樹上ににあがってしまううえに全く鳴きもせず消えてしまったように感じる。

学名 Pitta versicolor
英名 Noisy Pitta

樹上、で思い出したけどアカハラヤイロチョウなんかは地上にいる事は稀で大半の時間を樹上で過ごす。そんなヤイロチョウもいる。
管理人はケアンズでバードウォッチングのガイド業をしております。どなたでもお気軽にご利用下さい。ご依頼/お問い合わせ

Exit mobile version