Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ルリミツユビカワセミといえば

ルリミツユビカワセミどちらかというと山奥の湿った土地を好むカワセミだけれども、珍しく町外れの小川の淵に1つがいが定着したのがずっと気になっていて。ツアー中はカメラを持っていないので、改めて後日狙いにいった。
そーっとアプローチしても逃げた。けどそれはこんな小場所なら想定のうちで、珍しく折り畳み椅子ももっていったのでのんびり待つ事に。10分くらいすると遠くにルリミツユビカワセミが現れて、こちらの様子をうかがいながらだんだん近づいて来る。さぁ、という頃に車がやってきた。当然立ち上がって道を譲る…→ルリミツユビカワセミが逃げる→1からやり直し。暫くすると再びカワセミは姿を見せ、だんだん戻ってきた頃に再び車が…やり直し。これをもう2回繰り返して諦めた。
バードウォッチャー密度は日本の120分の1、バードカメラマン密度は500分の1というオーストラリアにおいてもあまり特定の個体を長時間マークする事は気が引けるので。帰り支度をしていたら若者の一団が来て、賑やかにカワセミ淵でザリガニ漁を始めた。
気持ちよくとどめを刺してくれた。後ろ髪を引かれなくてすむ。




あとわずかな運さえあれば、という惜しいショットはあった。これで300mmだ。

学名 Ceyx (Alcedo) azureus
英名 Azure Kingfisher

管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしている他に、旅行代理店での勤務も長く、ご旅行の総合的な手配やご案内がワンストップで可能です。どなたでもお気軽にご利用下さい。ご依頼/お問い合わせ

Exit mobile version