Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

巨大サイクロンによる被害から蘇ったヒクイドリ

ヒクイドリ

史上最強と言われたサイクロンヤシによって、絶滅危惧種の巨鳥ヒクイドリの残された生息地域は甚大な被害を受けた。(過去記事”サイクロンによる生息環境消失とヒクイドリ“も読んで下さい)サイクロンヤシの襲来から一週間後、まだ電力も何も復旧していない被災地に駆けつけた時、それなりの数で生息していたヒクイドリの姿はどこにも無く、というか葉や枝を失い幹だけ残った木々による林がどこまでも広がっていて衝撃を受けた。もうこれで終わりだ…とも思った。史上最強のサイクロンと言えども体重が80kgを超えるような鳥が安々と命を落としてはいないだろうが、森は死んだ。大量の果物を必要とする彼らは兵糧攻めに耐えられないだろうと。それから二ヶ月が経過。


某所で無事生き残ってくれていた!サイクロンヤシ以後初めて。本当に安心した。元気がなさそうなのは心配だが、さすがだ。



前後ダブルヒクイドリ。
若様も生存。よく頑張った。
若様も入れて、今日少なくとも4羽のヒクイドリの生存を確認した。ヒクイドリに関しては過去記事が多いので一度サイト内検索もしてみて欲しい。


ケアンズEye!はヒクイドリの糞の画像掲載数で世界一を自称中。


管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしている他に、旅行代理店での勤務も長く、ご旅行の総合的な手配やご案内がワンストップで可能です。どなたでもお気軽にご利用下さい。ご依頼/お問い合わせ

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