Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ヒメハゲミツスイ

ヒメハゲミツスイ
ケアンズ市内で見たヒメハゲミツスイ。本来はマリーバなどの開けた乾燥地帯を好む。


オーストラリア東南部に分布するヒメハゲミツスイの一部はオーストラリア国内を季節移動すると見られていて、その渡りの途中だったのかもしれない。本来彼らが生息する環境ではない。まぁ今年は少々変な事があっても驚かないけど(ついにエスプラネードにモモイロインコですか)。
季節、日照時間の変動は高緯度地方ほど影響が大きくなり、赤道周辺など低緯度では影響は小さくなる。もともとケアンズなどのオーストラリア北部に暮らすヒメハゲは季節移動をしない。同じように、クレナイミツスイ、ヒジリショウビン、ズグロハゲミツスイ、ハイムネメジロなども南部の個体がオーストラリア東海岸を上ったり下がったりしていると考えられている。
しかしこのヒメハゲを含むハゲミツスイグループは人気がない。外見もさることながら
トサカハゲミツスイの「アホか、アホか、アホかー? アホかアホかアホか?」という流暢かつ大きな鳴き声が良くない。名前も良くない。

学名 Philemon corniculatus
英名 Little Friarbird

管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしている他、旅行代理店での勤務も長くご旅行の総合的な手配やご案内がワンストップで可能です。どなたでもお気軽にご利用下さい。お問い合わせ

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