Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

いよいよベストシーズンへ?

オーストラリアセイタカシギ5日間のバードウォッチング旅行のうち三日間のガイドを担当で約170種類を記録。旅行全体では200種にいったかどうか、という辺りでは。
それにしてもこの時期に、あるはずの無い連日雨。
今年は数十年に一度、の多雨だそうだけど、この数年「100年に一度の大干ばつ(オーストラリア東南部)」「20年に一度の小雨(アサートン高原)」「20年ぶりにクィーンズランド州の50%以上が洪水で冠水」「観測史上最多の…」「記録を更新する…」など乱発されて聞き飽きてきた。100年に一度の大干ばつは二年半も続いたし。気候は新たな時代に入った。「今年のこの異常な雨の状況を踏まえれば、どんな鳥が何処にいても、何が起きてももはやおかしくはない」というのはキングフィッシャーパークのキースの言葉だが身の引き締まる思いだ。


写真のオーストラリアセイタカシギを始め、クビワアカツクシガモ、ハイイロコガモ、オーストラリアメジロガモ、カザリリュウキュウガモ、タテガミガン、ハシブトオオイシチドリ(番外)などここのところ姿が見えなかった水鳥は結構戻ってきている。いよいよベストシーズンか?(タイトル)
と思えば、ディンツリー川クルーズはこれまでで一番沈黙。タカサゴクロサギも、ルリミツユビもヒメミツユビもハシブトゴイもアオバト系も何も出ず…。マウントルイスは連日の雨で「ランクルじゃなきゃやめておいた方がいい」とのことで今回も見送り。雨で木が倒れ電気の引き込み線が寸断されてキングフィッシャーパーク停電&水道も停止。乾期まっただ中の9月下旬だよ。おかしいね。自然が。キバタンも群れを崩していない。こういう仕事をしていると、自然を文字通り肌で感じる。
管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしています。どなたでもお気軽にご利用下さい。お問い合わせ

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