Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

シロハラコウライウグイス

シロハラコウライウグイス
日当りのいい乾燥地帯の鳥、シロハラコウライウグイス。声はキミドリコウライウグイスに似ており姿はメガネコウライウグイスのメス型に似ている。ケアンズでは、そのオーストラリアのコウライウグイス3種が全部いるけど、シロハラコウライウグイスが一番美声だと思う。キュロロー、という抜けの良いさえずり。


ウグイスとコウライウグイスは科から異なるし別々の鳥だけど、世の中ではコウライウグイスにウグイスの鳴き声を期待するような両者の混同が見られる。科から異なるも何も、ウグイスとコウライウグイスではぱっと見て見た目も暮らしも、スズメとヒヨドリ位にまるで違うと思うのだが。そういえば何ヶ月か前だったか、ケアンズの公認エコガイド様が「ウグイスらしからぬ声で…」と書いていたのでうっとうしいだろうなと思いつつもケアンズのガイドのレベル向上のため、指摘しておいた。それ以来見てないが、書き直しておいてくれたらいいが。

学名 Oriolus sagittatus
英名 Olive-backed Oriole

3種いるコウライウグイスのうち、キミドリコウライウグイスは明るい所には出てこないが、シロハラコウライウグイスはメガネコウライウグイス同様枯れ枝など開けた所にもよくとまる。メガネコウライウグイスが群れで行動し良く鳴き、追いかけ合ったりして活動的なのに対し、シロハラコウライウグイスはおとなしい印象もある。
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