Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

バードウォッチングツアー記録 2010年9月

アオマメガン9月、乾期真っ盛りなはずなのにあちこちで雨に降られ、マリーバウェットランドですら水たまりが。マウントルイスも路面状態が悪く登れない。さすが観測史上最も雨の多い8月の直後だけあってまだこの季節外れの長雨は完全には終わっていない。
今年は内陸部でもしっかりと雨が降っている関係で、乾期になると沿岸部にやってくるような水鳥達がいつまでもやってこず、水辺の鳥が不振な状態と口々に言われているのだけど、この分だと今年の乾期が終わってしまって(残り3ヶ月しか無いじゃないか)来期までうだうだしてるかもしれない。かなり残念だ。先日あったバードソンの結果も随分寂しいものだった。
←閑散としている水面の数少ない華、アオマメガン(ツアー中はカメラを持ってないので例によって全て在庫からですが)
エスプラネードやセンティナリーレイクは個人で攻略済み、動物探検ツアーにも参加済みとの事だったので鳥が重ならないように見て行って100種類ほど。それから今日はもう1つ目的が。


今日のお客さんはサンクチュアリ設計や運営の日本における第一人者。ビオトープやビジターセンターは厳しくチェック。これからは、マリーバウェットランドビジターセンターのようなオープンフロアで一人のスタッフが広い範囲を掌握できる設計が重要になるそうです。
関係のない事だけど、別の場所を通りがかった際に「あんな道路沿いのキャンプ場でオートキャンプしてこちらの人は何か楽しいのかね?」には吹き出した。オーストラリアでいうキャンプは、日本のキャンプとは中心年齢層も装備も目的も全く別の何かであって、本当は別の単語を当てはめる事が望ましい。


オナガイヌワシを始め、シロハラウミワシやオーストラリアカタグロトビなど猛禽は雨まじりの中でも活発だった。

ケアンズ周辺熱帯雨林の固有種、ムナオビエリマキヒタキ。サンコウチョウ顔。
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