Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ワライカワセミ

ワライカワセミ

Sarah Legg著に「ワライカワセミ〜ブッシュの王様」という一冊があるように(良書です)カワセミとしては世界最大のサイズと重厚な嘴でもって、王様かどうかは微妙ながら食物連鎖の上層に居るのは確かなワライカワセミ。ヘビを食べるイメージが強く、開拓時代にはそれが一人歩きして各地にヘビ対策用として移入された過去もある。ところが実際はヘビがワライカワセミの食事に占める割合は低い。



単体やつがいだけでも十分やっていけそうに見えるが、血縁の小群を組んでの生活や繁殖が実に面白い。


ケアンズ周辺ではこの辺の数が上限だと思うが、15羽といった家族群も記録がある。有名なあの鳴き声は縄張りの主張や挨拶が主で、単独で居るときは極めて静かな鳥でもある。もちろんこの写真の群れのように、個体数が増える程に朝夕の挨拶は凄まじい騒音になる。


私は普段は手持ち撮影だけど、こうして三脚を使うとやはり0.5〜1段分シャープに撮れる気がする。

学名 Dacelo novaeguineae
英名 Laughing Kookaburra

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