Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

2011ケアンズ周辺一回り記録3

エミューの親子乾燥地帯に舞台を移してエミューファミリー。
まぁ今年は乾燥地帯も乾燥していないどころか猛烈な集中豪雨を浴びて停電、宿から出るときの橋は水深70センチあったけど…。昨年の月間降水量が20ミリだった場所だけど、今年は200ミリを超えているそうでエミューも大変だ。子育てをしているのはオス。



ライチョウバトは今年どんどん集まり、かつて無い数になっている。今一番飼ってみたいハト。

レンジャクバトも人気があるハト。
食べ物に囲まれ、幸せそうなアカオクロオウムのメス。普段高い木の上で見る事が多いが、こうして少し低めの木におりているとその巨大さが際立つ(L?65cm)。


クレナイミツスイは非常に高い所が好きだが、もっと好きなエオディアの花が咲いていれば地上近くまで降りて来る。今年は某有名探鳥地のエオディアがよく咲いているので撮れた人も多いだろう。

若いクレナイミツスイのオス。これは返り血を浴びたようで怖い。

クロオビヒメアオバトは好物の実がなっていたので待っていると何回か飛んで来たが、良い所には出てこなかった。まぁこんなもんでしょうか。

今では世界的に有名になったケアンズ周辺の固有種コウロコフウチョウの求愛ダンスは見られる時期ではないが、結構それっぽい動きを。

いくつもの亜種があるミナミアオバズク。これは通称アカアオバズクことケアンズ周辺の熱帯雨林のみに見られる亜種Lurida。独立種とされた過去もある。

メンフクロウ。
他にオーストラリアアオバズクも。ススイロメンフクロウとかも探しに行く予定だったけど、疲れもたまっているようで中止に。


狭く急斜面につきあまり人を連れて行くことはないのだけど、貴重なオウゴンニワシドリの現役のアズマヤ。平均的な鳥の巣50個分以上の巣材をくみ上げ、苔を敷き、さらに玄関を蘭の花で飾り立てた呆れた建築物。

そしてその主、オウゴンニワシドリ。この写真はカラーウォッシュという技法により、不思議な色合いになっている。カラーウォッシュとは、被写体とカメラとの間に例えば赤の下敷きを設置すると被写体が赤みを帯び、白い物体を中間に挟めば被写体は白っぽくなって不思議な色合いを出す事が出来る写真技法。

…。というと格好いいけど、偶然こうなっただけですけどね。
葉っぱです。

Exit mobile version